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店名は日本画の先生から聞いていた。 ガラガラっと引き戸を開けると、 畳の上に、何やら、木箱。 絵具やら、本やら、筆やらが、並んでいる。 ここは、江戸時代だ! 目の前に、おかみさんが正座されている。 モノの売買は、売人と買人が話すことから、始まるんだったなぁ。かつては。 それも、狭い場所で、一対一で、丁寧になされる会話からだったんだなぁ。大昔は。 やっぱり江戸時代だ! 呆然と立ちすくみの私。 どう買っていいのか、何を買っていいのか、さっぱりわからないので、 「すみません。ここは、何屋さんですか?」と、ありえな~い初歩的質問をした。 すると、 「うちは、水干絵具と筆のお店です。 顔彩も、古~くから、扱ってますぇ。」の言葉とともに、 「慌てて、買わんでもよろしえ。いるもんだけに、しときよし」と。 動物の毛を描く筆、生え際の細い毛髪はコレ、 細いけど一定の幅の線を引きたい時は、こちら・・ と、古い引き出しの木箱を開けて、筆について、いろいろと教えてくださった。 量り売りの水干絵具は、和菓子のように甘やかで、はんなり華やかな色。 何が欲しいか絞り込んで、また、絶対、来ます!と、 御かみさんに、深々とお辞儀して、店を後にした。 いやぁ、勉強になったなー
by tadasu24
| 2009-10-12 00:11
| 京都
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