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『ブロガー・スペシャルナイト』に参加した。 Bunkamura学芸員の宮澤政男氏とTBSアナウンサー小林悠嬢の トークショーが、ほぼ一時間。 ルーベンスは深い教養を持ち、人格も素晴らしかったようで当時のスター みたいなもの。絵の評判はもとより、ヨーロッパ中に名声がとどろいていた。 語学は、ラテン語、オランダ語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、英語が出来 (こういう人は、今でもベルギーに多い。と。)自画像も売れに売れた みたい。(憧れのブロマイド?!) 53歳で再婚し、相手はなんと、16歳。63歳で亡くなるのだけれど、 その数か月後に5番目の子が産まれている(驚き!) 天才が引っ張って、美術史を作っていく。ルーベンスは、その天才の一人である。と、 宮澤氏は、力説していた。ルーベンスの持つ肉感、豊穣さ、躍動感は、ルノアールに 引き継がれている。と。 で、トークショー終了後、30分間が鑑賞タイム。短いから、慌てた… 2点に絞って、しっかり見る。 《ロムルスとレムスの発見》狼の毛並と、赤ん坊の輝く柔肌。 見ていると、掌に感覚が蘇るよう。どちらも、触り心地がサイコー。 古代ローマの建国神話を描いてあり、読み解く楽しみ(私にとっては、 謎だらけ)のある絵。 もう一点は、ヴァンダイクの絵。 《悔悛のマグダラのマリア》ルーベンスを見に行って、ヴァンダイクに嵌る。 白目のゼリー部分が、ブヨゥッと盛り上がり潤み始め、涙がポタリと流れだす。 その描写が、素晴らしい。ウルルルル~♪ ルーベンスの絵は父的な豊かさ、 ダイナミズムを感じる。 ガリガリに痩せて十字架にかかっていた あの人は、今… 復活後のキリストの超健康体の 堂々とした体躯。笑えるな~ ネロとパトラッシュが見た 《キリスト降下》版画も展示されていた。 やっぱコレは、教会にかかっている 大きな絵が、見たい~
by tadasu24
| 2013-03-16 01:41
| 美術
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